デコボコ君とその母の日常

発達障害のある息子と日常と葛藤、母語録

校内オーディション

先日、息子を学校まで迎えに行った時、周りのお母さん達が話てたんだけど、

 

秋の音楽会のピアノ伴奏は、希望者からオーディション形式で、課題曲を弾かせて、選ぶみたいなプリント以前にもらってて、うちの息子は、ピアノ習ってないから、関係ないなと思ってたけど、数人の男の子のお母さんが応募した?とかってお互い確認し合ってた。

 

私の時代は、ひとクラスの田舎で、ピアノが上手な女の子に先生が依頼して、その子がいっつも弾いてくれてた。男の子がピアノ習うのも珍しかった。

 

息子は、マンモス校で、オーディションでピアノ伴奏者選んで、もし、今年うかったら、来年は、弾けませんって決まりがあるみたいだし。

男の子もピアノ習ってる子多い。

 

そして、夏休みの宿題で読書感想文があって、息子には難しくて、ほとんど手伝って、私が書いて、息子が写して提出したものが、校内審査にかけられて、選ばれてしまった。

 

1枚半しか書いてなかったので、先生の手が加えられて、原稿用紙2枚になって、清書してこいって言われて、息子は、納得してなくて、絶対かかねーぞ。俺だけ宿題増やしやがってみたいな感じになって困ってたけど、夫がおもちゃ買ってやるって言って、了承した。

 

宿題だから、提出させただけなのに。

希望していないのに勝手にオーディションされて、コンクールに出すからって、なにもぉー。

 

私が、もっと手を抜いて書けば良かったと反省。文系だから、課題図書を本屋で買って、構成考えて真面目に読書感想文書いてしまったわ。

不器用な息子は、原稿用紙の小さなマスに文字を書くのが苦手で、キレてくるので、頑張ったら、おもちゃねと落ちつかせる。

 

なぜ、わたしは、おもちゃを買わなければいけないのか?賞状なんかより、おもちゃをくれって思うわ。おもちゃ代くれっ!

 

キレられるストレス考えたら、辞退するから、他の子選んでくださいって感じだった。

 

野球、サッカー、水泳、空手、ピアノ、テニス、バレエ、習字。

こんな習い事してる子は、多い。

 

けど、芸術の秋。。。

アートや文学は、誰かに教えてもらったり、教えてもらうことができるものではない。だから先生はいらない。

 

感じる、それを作品にする感性なのだ。人から選ばれるもの。音楽も、本屋にある本もそう。

 

息子は、習い事何もしたがらないけど、感性で生きている。自由だわ。