デコボコ君とその母の日常

発達障害のある息子と日常と葛藤、母語録

ディスリ魔と、しなっと戦う母

先日、家族で美術館に行った。

 

美術館に併設されているカフェで、昼時だったため、先に食事をとることになった。

 

もし、お腹をすかせたまま、美術館に行ってしまうと、おなかすいたーと、しつこく息子が喚き散らし、周りの迷惑になってしまうため。早くでるとなったら、高い入館料が無駄になる。

 

美術館は入館料がいるが、併設されたカフェやショップに入るには、無料だった。だから誰でも入れる。

 

そこに、ピンク色と白のマダラな髪の毛の母親と、短パンTシャツのオシャレパーマの父親と、小学3年ぐらいの女の子と年中くらいの男の子の家族が、カフェにも、ショップにも用も無さそうなのに、雨の中、傘もささずにオープンカフェの近くをうろついてた。その家族の間に会話はなく、ただ暇だからうろつきにきた感じ。

 

私と息子は、空いている席がなく、少し屋根のある通路側に席を確保して、カレーを息子に食べさせていたら、目的なくうろついていた家族の女の子が、息子の隣を通り過ぎる時に、「カレーくさっ」って、小声でディスってきた。

 

一瞬、カレーが嫌いなの子なのかなと思ったけど、それだったら、小声でわざわざ息子の耳元あたりで言わないよね。完全なる悪意!

 

カレーが1000円で、オレンジジュースが400円で結構高くて、素揚げ野菜やディルがのった、オシャレカレーだったから、お腹減ってても、買ってもらえなくて、嫉妬されたのかなと思った。

 

満たされない思いを自分より弱いものに、意地悪で解消する女子っているよね。

 

家庭環境に問題のある子供は、手を出してきたり、意地悪してくるらしい。小学生になると酷さ増すと思う。どこか陰険。

 

お店の前あたりで、席を確保できてた、他の家族は、カレー食べてて、ディスってきた子と同じぐらいの女の子もいたし、楽しそうに見えた。

 

また、そのディスってきた女の子が通り過ぎて、戻ってくるのが見えて、また息子にディスリを入れてきたら、むかつくので、見えた瞬間、息子に、「カレーの女がまた戻ってきたよ」と周りに聞こえるように話しかけた。

 

大人げないけど、息子を守るため。

 

息子は、カレーを食べることに集中して、周りの音が聞こえない特性があるので、ディスりにも気づかず、キョトンとしていた。

 

入館料がかかる美術館の中のカフェでお茶もしたが、そこには場違いな変な連中はいなかった。

 

インスタ映えの写真をとる女子や、品のある老夫婦、観光客や、美術品を楽しみにきた人ばかりで、嫌な気分になることなくお茶もできた。

 

場所代は、品を保つためにも払う価値がある。

子育てだってそう。幼稚園、保育園、無償化は嬉しいけど、品位の棲み分けができなくなって、無法地帯になってしまう。できるなら、変な親子には関わりたくない。

 

ネグレクトをする親は、自分の身なりや子供の身なりはちゃんとしているので、保育園で気が付かれないらしくて、家がぐちゃぐちゃで、生活してるの?レベルでやばくて、先生は、それをチェックしに家庭訪問を行なっているらしい。