デコボコ君とその母の日常

発達障害のある息子と日常と葛藤、母語録

退屈な授業

参観日は、道徳の授業だった。

 

ともだちがいない子は、どんな気持ち?

悲しいよね。仲良くしてあげようみたいな選択肢一択。

 

多様性の時代だから、1人でも楽しんでる子もいるし、わざわざつるむの苦手な子もいるはずだしなー。

 

おんなじ年に生まれた、おんなじ地域に生まれた子の寄せ集めの小学校に価値観の合う子を見つけるのって難しいよね。

 

みんなが手を挙げる中、なんで発表しなかったのって聞いたら、めんどくさいからだって。

 

感想も、3分の1ぐらいで書くの終了してた。

まぁ、退屈してる雰囲気だしてたし、人の気持ちに共感力もないし、興味もないから、そんな感じなんだろな。

それは、それでいいんじゃないかな。

 

教室外には、授業なんかそっちのけで、ママ友と雑談する人達。

 

教室の中で参観してる人や、じっと教室の中見つめてる人達の目線の先には、子供がいる。

 

息子は、3列目の窓側だったけど、1年間席替えで、ずっと前に座る女の子がいる。

 

彼女は、入学当初から落ち着きがなかった。

1年生の3学期なのに、ひらがな表を片手に、道徳の感想を書くのに先生に教えてもらいながら、書いてた。

 

おそらく、adhd とldの発達障害がある。

気がつくのが遅かったり、目をそらし続けると、本人が苦労するだけ。