デコボコ君とその母の日常

発達障害のある息子と日常と葛藤、母語録

就学相談で選んだ進路に今思うこと。

年長の今ごろ、就学相談での進路を通知された。

 

支援級情緒判定だった。

 

けど、その時の息子を1番間近で見ていた私は、悩んだあげく普通級を選んだ。

 

今、思えば、母親のカンって当たるものなんだね。今のところ選んだ進路に間違いはなかったように思う。

 

息子を迎えに行った時に、支援級情緒のクラスの先生が、子供の引き渡しをするところを遠目で眺めていたんだけど、その子は、じっと待てずにウロウロ落ち着きがない様子で、さようならもはっきり発音できないような感じだった。

 

支援級情緒には、立ち歩きや、落ち着きがなかったり、言葉がまともに話せなかったりって言う子がいたり、他のお母さんから聞いた話だけど、普通級でも、みんなに嫌なことばかり言って、居場所がなくなって支援級に行った子がいると聞いた。

 

それが現実。

 

ただお勉強ができないとか、学校生活に不安があるとかなら、そういった子達とクラスが一緒になってしまうと、しんどかっただろうなと思った。

 

落ち着いて授業が受けられる子達だけの少人数クラスだったら考えても良かったんだけど、同じ発達障害でも、周りに迷惑をかけるかどうかが影響してくるんだよね。

 

そして、放課後デイでも、帰宅時刻表を提出してない同じ小学校の子がいるみたいで、うちに用紙をコピーさせてくださいって言われたり。

わたしは、予定表に利用する日の時間ちゃんと書いてるから問題ないんだけど。多分他の子の活用のために催促されるから、手間だな。

 

一つ思うことは、幼児期に親がどれだけ子供と向き合って、療育やリハビリや通院をしたかだと思う。

早く特性に気がついて支援を受けていれば、小学生くらいには落ちつくと思う。

目をそらせばそらすほど、悪化するし、よくない方向にいき、適切な支援を受けられず、本人もしんどい思いをする。

 

ただ、幼児期の2.3.4.5.6才辺りで、コミュニケーションが取りづらい時期が3から5年間くらいは地を這うような苦しい時期ではある。

けど、光はさすんだなと思った。

 

講演会にも行ったりして思うことは、発達障害の子育ては、親や周りの人のプロデュース力でその子の生きやすさみたいなものが開花するように思う。

親はマネージャーみたいなもの。

 

お勉強は、ついていけてなかったら、母も一緒に勉強すればいいかと思うけど、いつまでこれ続けるの?

 

塾に行かせる?かの問題ではなく、

塾に行けない問題だしな。

行きたくないし、感覚過敏や、全体への指示はわかりにくいから、個別に対応してくれるようなところ?

今のところは、まだ教えられるけど。

おいおい考えて合う勉強法を探さないとな。

今はネットもあるし、選択肢は広がっているように思う。