デコボコ君とその母の日常

発達障害のある息子と日常と葛藤、母語録

ピアノ

電子ピアノやりたーいと息子が言ってきた。

楽しそうに押す。弾くではない。

突き指しそう。

 

幼少期、ピアノを少し習っていた私が、少し弾く。もう片手でしかひけないけど。

 

息子にドレミを教えた。

やってみてと言った。

できなーいとパニックをおこし、キレながら泣く。そして卑屈になる。

 

この手が悪いんだ。もういらない。捨てる。

死ぬとか言ってきた。

 

卑屈になりすぎ。たかがピアノが弾けないくらいで。

努力や練習をすることを初めから拒否するのに、弾けるわけないじゃん。

 

ゼロかヒャクしかない。

楽しい努力しかできない。

 

これから、色々、出来ないことがあからさまになるたびに、努力もせずに卑屈になって自分を追い詰めるんだろうか?やっかいすぎる。

 

こういうとこ普通の子と違うなっておもう。

苦手なことは、やろうとすらしない。

結局、その手は、大好きなクレーンゲームやゲームするのに使えなくなるよって言ったり、死んじゃったら、大好きなお友達にも会えなくなるよって言ったら、それはいやだってなってた。

 

ピアノが弾けなくても生きていけるから。

 

けど、幼稚園で今年は、鍵盤ハーモニカ行事であるけど、一悶着しそう。