デコボコ君とその母の日常

発達障害のある息子と日常と葛藤、母語録

卒園しました。

昨日、卒園式だった。

 

あー、無事に幼稚園で3年間過ごすことができて、安堵の気持ちの方が強くて、全然、泣けなかったわ。まぁ、卒園しても、まだ預かりも通うし。

 

私立なので、息子がヤバすぎて辞めさせられないかとか、不登校の子も普通にいたので、自分の子が不登校にならないかとか心配だった。

 

50音順で、少人数で卒園証書もらうのがトップバッターで、予行練習してるのに、席に戻るの忘れてもらった後、別方向に行こうとしたり、退場の時も、トップバッターで、別方向に退場しようとして、先生に補助されてた。多分、トップバッターじゃなかったら、スムーズだった。こういう時にでる特性。。。

 

後、写真撮影でみんなが並ぶのに時間かかって、手持ちぶさたで、落ちつこうとして、私の手を犬みたいにクンクンしたり、

 

補助の仲良しの先生とのお別れで、おでこくっつけて、ほおずりする息子。いくら好きでも、距離近すぎ!先生もビックリしてたけど。年少、年中のときに、いつも隣で支えてくれてて、幼稚園のお母さん的に感じてたのかな。

 

もう年長なんだけど、赤ちゃんみたいに擦り寄ってた。これも特性か。。。

 

終わった途端に、帰ろうとなり、余韻に浸る暇もなかった。お友達と写真撮ったり、お友達のお母さん達と喋ったり、先生と喋ったりもっとしたかったな。教室ゆっくりみたり。余韻に浸る暇も与えてくれない。

これも特性なのか。。。まぁ、疲れたけどね。息子の疲労度半端なかったのかな。

 

あと、皆勤賞表彰されてたんだけど、今時、オワコンだと思った。

 

表彰されてたのは、ほぼ、働いている家庭の子供で、熱がない限りは、咳や鼻水がひどくても、園にきてて、息子にうつって休むはめになることもあった。

 

いい加減、毎日、学校来ることが素晴らしいなんてやめたほうがいい。しんどい時は、休みましょうと教えて。

 

やっぱ、無理してきちゃう。それが正解みたいな価値観子供に植え付けないで。

 

あたしの時は、それが普通だと思って、調子が悪くても無理して学校行ってて、やっぱしんどかった。

 

息子には、しんどい時は、休んでもいいし、たまに学校サボって遊びに行ってリフレッシュしてもいいんだよぐらいに教えてる。

 

実際、幼稚園だし、内緒で、ユニバ行ってきて、それが楽しかったねって思い出になってる。コロナでずっと連れて行ってあげれなかったし。

 

堂々と旅行で休みますって子もいたらしいけど。

 

平日だと、空いてて、交通費も宿泊費も安いしね。幼稚園で1日過ごすより価値のある体験が、得られる。

 

あと、保護者代表とかの挨拶、あたしが役員断ってなかったら、やるはめになってたかと思うとゾッとした。あぁいうのって、適材適所あると思うんだよね。

 

私は、人前にでて、長ったらしく、かしこまった事を話すのは、苦手。

大体、発達凹凸の子育てしてると、普通の子育てエピソードには、全く共感できない。

 

苦手だった野菜食べれるようになったねとか、ママと離れるのが嫌で、泣いてたねとか、理由がわかることなら、尚更話しやすいと思うけど、私だったら、喋れなかったから、理由は不明で、特性上、無理だったんですけど工夫してなんとかなったとかのエピソードなら山ほど話せるよ笑。。。

 

嗅覚過敏で、初めは無理だった給食、嫌いなものは入れるなと言われた弁当。

こだわりで登園グッズのほかに、おもちゃを後部座席に沢山のせなきゃ登園出来なかった入園当初、車に執着があり、案外スムーズに乗って行ったバス。数えきれない特性とこだわり。

誰が共感してくれる?普通の親には無理でしょ。だから、私は泣けなかった。

 

何はともあれ、卒園おめでとう。

ほっとした気持ちと、心にぽっかり穴が空いたような気持ちだし、どっと疲れがでてるし、小学校のこと考えたら、不安だけど、少し休んで、入園準備にとりかかろ。

 

また名前つけから新生活はじまるな。